事業について 

私たちの仕事や価値、
やりがいをご紹介します。

建物を完成させるうえで
欠かせない左官の仕事。

その役割と、働く現場の
リアルをお伝えします。


左官とは?社会で果たす役割

左官とは?建物の肌をつくる仕事

左官は、コテを使い壁や床を仕上げ、 建物の景観と性能を支える仕事です。

公共施設や住宅など、 地域で使われる建物に幅広く関わります。

■ 形に残る仕事
■ 技術が価値になる仕事
■ 経験が物を言う仕事

言葉よりも「仕上げの精度」が評価される、職人の仕事です。

社会で果たす役割

左官が仕上げた建物は 完成後も何十年と地域の暮らしを支えます。

■ 景観を整える
■ 機能性を高める
■ 耐久性を守る

左官が欠けると建物は完成しません。それほど基礎的で、影の部分を支える仕事です。見えないところまで丁寧に仕上げることが求められます。



左官業務の種類

左官の仕事は実に多様です。
主な6つの業務を紹介します。

  1. 壁の仕上げ
  2. 床の仕上げ
  3. タイル貼り工事
  4. 漆喰(しっくい)工事
  5. コンクリート壁の補修
  6. 階段の仕上げ

建物の用途・仕様により方法も変わり、やり方を覚えるほど仕事が広がるのが特徴です。
1.壁の仕上げ
建物の外壁・内壁に鏝(コテ)を使って、モルタルや土、配合材を塗り付けて仕上げていく作業です。

(一連の工程は以下のとおり)

  1. 下地調整
  2. 材料準備
  3. 下塗り
  4. 中塗り
  5. 上塗り(仕上げ)
2.床の仕上げ
床の仕上げは大きく分けて、以下の4種類があります。

  1. 生コンクリートを打設後、大定木等で平滑にします。その後、専用の鏝(コテ)を使って、コンクリートの肌を滑らかに仕上げる工法
  2. コンクリート床の上にモルタルを塗って、鏝(コテ)で平滑に仕上げる工法
  3. セルフレベリング材(流動性のある材料)を床に流し込んで仕上げる工法
  4. 既設床の不良ヶ所を専用材により平滑に補修する工法
小見出し
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。
3.タイル貼り工事
壁や床にタイルを貼る工事です。「下地調整」「タイル貼り」「目地詰め」をして仕上げていきます。
4.漆喰(しっくい)工事
寺社・仏閣や和風住宅の瓦屋根(かわらやね)の空いた部分に鏝(コテ)で詰め込んで仕上げます。

寺社・仏閣や和風住宅の内壁・外壁を鏝(コテ)にて、「下塗り」「中塗り」「漆喰(しっくい)」の順番で仕上げていきます。
小見出し
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。
5.コンクリート壁の補修
コンクリート壁などを、その後の工程前(塗装など)に不陸調整・下地調整をする作業です。

専用の薄塗り材を使用して、塗り厚1~2㎜で平滑に仕上げます。
6.階段の仕上げ
学校やマンション等の階段をモルタルで仕上げる作業です。

階段の角にノンスリップタイルを貼る作業も含まれます。


小見出し
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。

 左官は奥深い仕事です。

仕上げの精度が求められるため、一つひとつの経験が価値になります。

  • 未経験者は、道具の持ち方から覚えていきます
  • 経験者は、技術だけでなく判断・段取りが活きます

「育てる」「学ぶ」という両方の立場があり、それが現場を成り立たせています。



 どんな現場で働くのか?

左官の現場には、
大きく分けて2つあります。

野丁場(のちょうば)
公共工事や大規模施設をつくる現場です。
  • 学校
  • マンション
  • 公共施設
  • 寺社仏閣 など

大規模な現場で複数の職人が関わります。 私たちが主に手掛けるのはこちらです。
町屋(まちや)
個人住宅など、比較的小規模な工事現場です。
  • 外壁、内壁、玄関など場所はさまざま
  • 近年は室内環境を整えるための左官もある
小見出し
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。


私たちの現場の特徴

野丁場を中心に施工しています。

私たちは、野丁場を中心に施工する会社です。

■ 大規模現場が多い
■ 地元企業や官公庁から継続依頼がある
■ チームで協力して進めるスタイル

未経験の方は、先輩の作業を見ながら覚え、少しずつ任されていきます。

経験者の方は、段取りや若手への声かけなど、自分の経験が活きる場面があります。

現場の状況に合わせて、互いに補い合いながら進める仕事です。

大規模な現場で味わえる価値

学校、商業施設、公共施設──。完成後も多くの人が使い続ける建物に関わります。

ただ仕上げて終わりではなく、
人が歩く床。
子どもが触れる壁。
50年残る建物の一部。
その精度が形として残る仕事です。

■ 自分の判断や段取りが形になる感覚
■ 技術が評価される現場の緊張感
■ 完成時にしか味わえない達成感

図面や段取りの意図が「大きなかたちになる現場」。野丁場の現場だからこそ感じられる価値です。


左官職人の魅力

左官には、
主に2つの大きな魅力があります。

根強い需要のある技術
建物がつくられる限り、左官の仕事は無くなりません。

丁寧さと技能が求められるため機械化が進みにくく、「人の技術が最後の品質を決める」仕事だからです。

未経験であっても、経験を積むほど価値が高まり、「一生使えるスキルとして自分の武器になる」。これが左官の強い魅力です。
希少性が高まっている技術
熟練の職人が減少する一方、現場では技術・判断・育成まで経験者に頼られる場面が増えています。

若手は学べる環境があり、経験者は「任される」場面が確実にあります。左官技術を持つ人材は、今後ますます必要とされる存在です。

地域で磨いた技術が、次の世代へ渡る価値になる。その実感を持てる仕事です。
小見出し
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。

左官の価値が高まっている今、学ぶにも活かすにも良いタイミングです。

私たちと一緒に、建物を支える技術を磨きませんか。
現場には、育ちながら覚えていく人も、経験を活かして頼られる人もいます。

左官の仕事は、一朝一夕では身につきません。だからこそ、続けていくほど価値になる仕事です。

  • 佐々木美建に少し興味がある
  • 現場の話を聞いてみたい
  • 自分に合うか見てみたい

そんな段階でも大丈夫です。まずは話をしてみませんか。技術や役割のことは、話してみないと分からないことも多いものです。